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新年明けましておめでとうございます。 

2015-01-12
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「(昨年は)STAP細胞に始まり、STAP細胞に終わった」と、ある番組のコメンテーターが語っていた。年末の理研の記者会見の後、マスコミが騒ぎ出すと言うのならわかるが、STAP現象の有無が確認されない段階で大騒ぎしておいて、いざその発表となると、人々の関心は失われていたというのはいかがなものだろうか。しかもその間には、有為な人材が命を落としているのである。
一連の騒動の経緯は、1989年の常温核融合の時と極めてよく似ている。この時も、野心的な若手研究者と学会の重鎮が手を組んだが、ユタ大学の学長が、政府の補助金欲しさに時期尚早にもかかわらず、発表を急がせたのだ。当初二人の研究者は世界の注目を浴びたが、やがて追試が不成功に終わると、賞賛はパッシングへと変わり、結局二人とも学界から追放されてしまった。特に年長のフライシュマンは電気化学の大家で、ノーベル賞目前とまで言われた逸材だったのだ。ちなみに、常温核融合の国際学会は今なお存在し、三百人を超える研究者が参加している。STAP研究もやがて地下に潜り、常温核融合の時と同じような道を辿るのではないか。
ところで、再生医療の先駆となったクローン技術が脚光を浴びたのは、羊のドリーによってである。ドリーは2003年天国に行ったが、この東の果ての島国で起こった不可解な騒動を、どのような思いで眺めているのだろうか。


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